ジャーナリストとしての安田純平さんを避難
マスコミが今までなるべく民意に反しないよう丁寧な対応していましたが、『バイキング』がやっとみんなの声と近いことを話題にしていました。
数日前にもこの話題を書きましたが、同じようなことをジャーナリストのゲストに聞いて貰えたことには少しすっきりしましたね。
戦場を見ることは大切なのか
記者の方々としては、『外国人から入ってきたニュースや政府発表にはやはり思惑がはいり正確な情報ではないから、自分の目で見聞きして伝えたい』というジャーナリスト魂をわかって欲しい、または報道の大切さを重んじようとする内容ばかりでした。
新聞でも『自己責任論』を言いたい放題しているのは問題である、『安田さんの勇敢な行動をたたえたい』などが、投稿欄に乗っていました。
そういう読書もいるでしょうが、反対意見がこれだけ多いことが明らかなのにも関わらず、それを意見といて報道するよりも記者を守る報道が続いてましたね。
戦場を見ることはどれだけ大切なのでしょう。『遠くの戦争だからって知ろうとしないのは良くない。もっと世界を知ろう』と言われればそうですが、報道で世界がどれだけ変わるのでしょうか。
身近なところでは地震の被害報道ですが、確かに見ていました。しかし報道の方が撮りたい写真は悲惨で目を覆いたくなるような部分の中から選んで報道します。
逆に問題視された写真もありましたね
そんな風に新聞もテレビもいわゆる『絵になる映像』を求めているだけです。
もし本当になんとかしようという気持ちがあれば、『物を運ぶ』『人を助け出す』などやることはたくさんありました。
では家の下から助け出された人をカメラで撮られた人や、避難所で呆然としている人、家族を亡くし悲しんでいる人を映像や写真にしてもらい嬉しい人はいるんでしょうか。
どんな、災害だったのか残すことは必要ですが、私はその場所にいく手段を持っている人がカメラと取材を第一に考えているところが不愉快でなりませんでした。
シリアの人はどう考えているのでしょう。
シリアの人は、世界中の人が内戦で苦しんでいることを知らないと言うのなら知ってもらいたいでしょう。しかし内戦は武装勢力の人が変わってはいますが7年も続いているものです。
そうなれば私がシリアの人なら、『こいつらは悲惨な状況の写真だけ撮って帰る人たち』『いったい何しにきたんだ?』と考えます。
報道の大切さは私自身感じますが、マスコミ各社や記者個人が決めた物を『ジャーナリストの重要性』や『高尚なニュース』として押し付けることは、前半に書きました『外国人から入ってきたニュースや政府発表にはやはり思惑がはいり正確な情報ではない』となにも変わりません
見る角度か違うだけです。
つまりマスコミって『私たちの考えを日本の人に教えたい。これこそ高く上品なことなんだから』と視聴者や読者の思想を誘導しようとしていますので、少し間違えれば大変恐ろしいことですね
そんな記者をばっさり意見した『バイキング』はすごく良い
あの記者会見から『バイキングの坂上さん』は雰囲気が変わりましたよね。
ネットの意見に従うという訳ではなく自分の意見として話題にしていました。
特に今日11月5日は全体的に非難する内容をでした。
危険地域を取材するジャーナリストの方が出ていましたが、『タジタジ』といった感じでしたね。
安田さんは今回で3回も捕まっています。
記者の方はこれを『前回の失敗を次に繋いで』と言っていましたが、それは間違いですね。
『あなたのように“どんくさい”人は行かないでください』
戦場に行く勇敢さと無謀な行動は違うんです。
そんな簡単な理屈を言えない新聞やテレビにはがっかりさせられましたがこの分をきっちりと『バイキング』が取り戻してくれました。
明日も楽しみです